大菩薩嶺で富士山にうっとり! -2009.11.21-
11月も後半、標高の高い山は寒くてもう行けないな~。
金峰山も候補にあがったんだけどかなり寒そうだな~。
という事で選んだお山は雪化粧を始めた富士山の眺望が期待出来る
金峰山と同じ山梨県の大菩薩嶺です。。。
2009年11月21日(土)
上日川峠(ロッジ長兵衛)~唐松尾根分岐(福ちゃん荘)~富士見山荘~勝縁荘~
大菩薩峠(介山荘)~賽の河原(避難小屋)~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~
唐松尾根分岐(福ちゃん荘)~上日川峠(ロッジ長兵衛)
うちのダンナ様、大菩薩嶺に行こうと決めた翌日この本を買ってきました。
中里介山著「大菩薩峠」。
この人あいかわらず単純。。。
実はダンナ様、20数年前この本を読んだことがあるそうなんですが
内容をよく覚えていないそうです。
それどころか20巻中10数巻で読むのをやめてしまったそうなのです。
本人曰く中里介山がこの小説の連載を始めたのが大正2年、昭和16年まで
連載していたそうですが著者の介山が亡くなったため作品は未完となったそうです。
そのことを読んでる途中で知り、読む気が無くなってしまったということですが
ほんとかどうか・・・
なにせダンナ様、昨年北方健三の「水滸伝」を
全19巻中15巻でやめてしまった前歴があります。
これまた本人曰く「物語の設定が気に入らなくなった」とか。。。
さあ今回は全巻読みきるか。 (*^m^)
江戸時代甲斐の国と武蔵の国を結んでいた青梅街道。
甲州街道を表街道としたのに対し、青梅街道は裏街道と呼ばれていたそうです。
大菩薩峠はその青梅街道一の難所だったそうです。
なにやらこの「大菩薩峠」なる小説、
この大菩薩峠で休んでいた何の罪も無い老爺をこの物語の主人公が
辻斬りしたくだりから始まるお話なそうで。。。
その後この主人公が幕末の世に巻き込まれていく人生を描いた時代小説ということです。
したがいましてお山の話はまったく出てこないそうです。
mikkoはてっきり山岳小説だと思っておりました~ (^-^;)
前段が長くなりましたが小説とは違い山行記録満載の「mikkoの大菩薩嶺山行記」をお送りいたします。
6:55 中央高速・勝沼インター ⇒ 7:50 上日川峠 駐車場 到着
8:15 駐車場 出発
大駐車場は無料 右側の建物は水洗トイレです
本日のコースタイム
ゆるゆる歩きに合わせたコースタイム表示です。
登山口入口の前に案内図のコピーが用意されていました。
林道に沿った登山道はいい感じです。
8:40 唐松尾根分岐にある福ちゃん荘 通過
甘酒やおでんなど魅力的なメニューに惹かれましたが、
早々に休憩にする訳にはいきません。。。
ほどなく富士見山荘に到着
うっとり~ 
勝縁荘のそばで恋人バージョンの山看板発見!!
ベンチ前を通過すると介山荘ももうすぐ
9:35 介山荘 到着
りっぱな休憩舎とトイレがありました。
介山荘の売店ってなんか好きなんですよね~
浅草の仲見世や昔の海の家と同じような懐かしさを感じるからかな~
雪をかぶった南アルプスの山並み
少しだけ岩岩な登山道を登ります。
大菩薩湖(上日川ダム)と富士山
賽の河原の休憩舎が見えてきました。
あそこで休憩としましょう!
ドイツパンでサンドイッチを作ります。
すっかり定番になりつつあるソーセージを焼くダンナ様
そして。。。本日のスィーツはちょっと豪華に
トップスのチョコレートケーキ 
9:55~10:50 賽の河原にてランチ休憩
お腹も満たされ、再び歩きはじめます。
稜線は風が強くて顔が痛いくらいでした~
2000m地点 通過 2000mって事はすでに前回登った早池峰より高いんだ。。。
富士山をバックにご満悦なダンナ様
塩山市の眺望もバッチリ!
なんと霧氷です!!!
どおりで寒い訳です。
霧氷を撮影中のダンナ様
・・・で撮った写真がこちら
山桜と富士山!!・・・のように見えますが
霧氷と富士山です。
霧氷がお花のように見えますね。

ふたたび富士山にうっとり~ (^-^)g"
11:20 雷岩 到着
5年前に登った時は“眺望が無い”という理由で山頂はパスしました。
今回も眺望の無い山頂にまったく興味が無いダンナ様はパスしようとしましたが
mikkoの強い希望により山頂に向かう事にしました。
雷岩から山頂までは雪と氷ですが
軽アイゼン無しでも問題なく歩けました。
11:35 大菩薩嶺山頂
どなたかが作った雪だるまが出迎えてくれました~
雷岩から10分と表示されていましたが
5分ほどで着いてしまいます。
霧氷の景色がまるでスキー場みたいです。
11:45 下山開始
富士山もこれで見納め。。。
唐松尾根は降り始めだけちょっと急です。
緩やかな登山道をタッタカタ~と下り。。。
12:40 福ちゃん荘前にて10分ほどの休憩
帰りは林道歩きでさっさと下山
13:15 上日川峠 駐車場 到着
金峰山も候補にあがったんだけどかなり寒そうだな~。
という事で選んだお山は雪化粧を始めた富士山の眺望が期待出来る
金峰山と同じ山梨県の大菩薩嶺です。。。
2009年11月21日(土)
上日川峠(ロッジ長兵衛)~唐松尾根分岐(福ちゃん荘)~富士見山荘~勝縁荘~
大菩薩峠(介山荘)~賽の河原(避難小屋)~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~
唐松尾根分岐(福ちゃん荘)~上日川峠(ロッジ長兵衛)
うちのダンナ様、大菩薩嶺に行こうと決めた翌日この本を買ってきました。
中里介山著「大菩薩峠」。
この人あいかわらず単純。。。

実はダンナ様、20数年前この本を読んだことがあるそうなんですが
内容をよく覚えていないそうです。
それどころか20巻中10数巻で読むのをやめてしまったそうなのです。
本人曰く中里介山がこの小説の連載を始めたのが大正2年、昭和16年まで
連載していたそうですが著者の介山が亡くなったため作品は未完となったそうです。
そのことを読んでる途中で知り、読む気が無くなってしまったということですが
ほんとかどうか・・・
なにせダンナ様、昨年北方健三の「水滸伝」を
全19巻中15巻でやめてしまった前歴があります。
これまた本人曰く「物語の設定が気に入らなくなった」とか。。。
さあ今回は全巻読みきるか。 (*^m^)
江戸時代甲斐の国と武蔵の国を結んでいた青梅街道。
甲州街道を表街道としたのに対し、青梅街道は裏街道と呼ばれていたそうです。
大菩薩峠はその青梅街道一の難所だったそうです。
なにやらこの「大菩薩峠」なる小説、
この大菩薩峠で休んでいた何の罪も無い老爺をこの物語の主人公が
辻斬りしたくだりから始まるお話なそうで。。。
その後この主人公が幕末の世に巻き込まれていく人生を描いた時代小説ということです。
したがいましてお山の話はまったく出てこないそうです。
mikkoはてっきり山岳小説だと思っておりました~ (^-^;)
前段が長くなりましたが小説とは違い山行記録満載の「mikkoの大菩薩嶺山行記」をお送りいたします。
6:55 中央高速・勝沼インター ⇒ 7:50 上日川峠 駐車場 到着
8:15 駐車場 出発
大駐車場は無料 右側の建物は水洗トイレです
本日のコースタイム
ゆるゆる歩きに合わせたコースタイム表示です。
登山口入口の前に案内図のコピーが用意されていました。
林道に沿った登山道はいい感じです。
8:40 唐松尾根分岐にある福ちゃん荘 通過
甘酒やおでんなど魅力的なメニューに惹かれましたが、
早々に休憩にする訳にはいきません。。。
ほどなく富士見山荘に到着


勝縁荘のそばで恋人バージョンの山看板発見!!
ベンチ前を通過すると介山荘ももうすぐ
9:35 介山荘 到着
りっぱな休憩舎とトイレがありました。
介山荘の売店ってなんか好きなんですよね~
浅草の仲見世や昔の海の家と同じような懐かしさを感じるからかな~
雪をかぶった南アルプスの山並み
少しだけ岩岩な登山道を登ります。
大菩薩湖(上日川ダム)と富士山
賽の河原の休憩舎が見えてきました。
あそこで休憩としましょう!
ドイツパンでサンドイッチを作ります。
すっかり定番になりつつあるソーセージを焼くダンナ様
そして。。。本日のスィーツはちょっと豪華に


9:55~10:50 賽の河原にてランチ休憩
お腹も満たされ、再び歩きはじめます。
稜線は風が強くて顔が痛いくらいでした~
2000m地点 通過 2000mって事はすでに前回登った早池峰より高いんだ。。。
富士山をバックにご満悦なダンナ様
塩山市の眺望もバッチリ!
なんと霧氷です!!!
どおりで寒い訳です。
霧氷を撮影中のダンナ様
・・・で撮った写真がこちら
山桜と富士山!!・・・のように見えますが
霧氷と富士山です。
霧氷がお花のように見えますね。


ふたたび富士山にうっとり~ (^-^)g"
11:20 雷岩 到着
5年前に登った時は“眺望が無い”という理由で山頂はパスしました。
今回も眺望の無い山頂にまったく興味が無いダンナ様はパスしようとしましたが
mikkoの強い希望により山頂に向かう事にしました。
雷岩から山頂までは雪と氷ですが
軽アイゼン無しでも問題なく歩けました。
11:35 大菩薩嶺山頂
どなたかが作った雪だるまが出迎えてくれました~

雷岩から10分と表示されていましたが
5分ほどで着いてしまいます。
霧氷の景色がまるでスキー場みたいです。
11:45 下山開始
富士山もこれで見納め。。。
唐松尾根は降り始めだけちょっと急です。
緩やかな登山道をタッタカタ~と下り。。。
12:40 福ちゃん荘前にて10分ほどの休憩
帰りは林道歩きでさっさと下山
13:15 上日川峠 駐車場 到着
この記事へのコメント
大菩薩峠からの富士山は見事ですよ。
ぜひぜひ晴れを狙って再訪して下さいね。
市川雷蔵さん、この表紙の方ですね。
今風に言えばかなりの“イケメン”ですね~
ジィ~ジ富士山見たくて以前行ったとき(10数年前)雲で視界利かず。
以来行ってないのですが、こんな写真見せてもらうとやはり再訪せねばなりません。ジィ~ジも霧氷と富士山のshot撮って見たいものです。
頭の悪いジィ~ジ小説は読んでいませんが、一代の美男子といわれた市川雷蔵の大菩薩峠何本か見ました。殺陣が美しかった。昔 昔のことです。
ご訪問ありがとうございまーす!
やっぱり山では真っ青な空に出会いたいですよね~
この日はお天気に恵まれて
真っ青な空と富士山に出会えてラッキーでした。
大菩薩嶺!天気がいいので富士山まで見渡せるんですね。
山の上で会う 蒼い空は素晴らしい!
晩秋の最後に良い物を見せて頂き
山でのケーキ美味しいですよね~
0041さんも念願のショートケーキにトライしたのですね。
山でのケーキと珈琲って、なんか特別な気分になれますよね。
富士山も雪化粧が進んでますます綺麗になってきますね。
私も先週、筑波山でショートケーキ&珈琲を楽しみましたよ。
富士山と南アがきれいに見えて贅沢な一時が過ごせましたね。
私は半分くらい白い富士山が好きです。
まさに『うっとり~』の富士山がいいですね!
この山の第一目的はこの富士山ですから。。。
綺麗に晴れてくれて良かったです。
少し前に雪が降ったみたいで
日陰には少し雪が残っていましたが
日向は綺麗に解けていました。
やまめ様
はい!ここのところ快晴に恵まれています。(^-^)v
我が家は“眺望命”なので晴れてくれないと。。。
ケーキはザックの中で荷物がたくさんだと
動かないので以外と崩れないものですよ。
転んだらアウト!ですが・・・
素晴らしい空と景色! 富士山に“うっとり!”ってのも、うなずけます♪
そのまんまのケーキを崩さずに持ってくmikkoさん!流石ですね!(笑!
思わず拝みたくなっちゃう神々しさですね♪
そちらは2000mくらいでも、まだ雪がないんですね~。無雪期登山の期間が長くて羨ましいです。
「小説・大菩薩峠」インレッドさんでも途中敗退だったのですね。
ダンナ様ったら仲間がいた!と安心したみたいです。
介山荘の付近では「峠とは~」の碑があったかどうか
残念ながら気がつきませんでした。
次回登る時の課題が出来ました。。。
「江戸を西にさること30里甲州裏街道が甲斐の国東山梨郡萩原村に入って、そのもっとも高く、もっとも険しき所」・・・。私も読みましたが、同じく途中で敗退です。でもこの冒頭の言葉は、何時も大菩薩に登るとき、思い出します。
介山荘の側にある、「峠とは行方と越方の無事を祈り、手を合わせて祈る所」「手向け」が「峠」と言う碑がありました、今でもあるかどうか解りませんが。これも時々峠を通る時に思い出します。
え~?RUUさん、大菩薩から富士山見てないんですか~
それは残念です。
この頃のRUUさんは雨男返上ですから
ぜひ再トライしてみて下さい。
小説・大菩薩峠・・・
山岳小説というのは大げさですね。
たしかに悲恋物語の方がしっくりするような気がします。
僕もここ大好きです
なんども行きましたが
一度も富士山を見れたことないんですよ
mikkoさん達はやはり
運がいいなあ~~(^_^)
大菩薩峠・・・
そういうお話なのですか~~~
mikkoさんは山岳小説と思っていた
とのことですが
私なんて、勝手に
野麦峠のような悲恋物と思っていました
というか野麦峠って悲恋物ですか?
・・・私やばいな (-_-;)
コメント有難うございます。
岩手は白く染まる季節の訪れのようですね。
霧氷の花と富士山も絵になってますでしょ~
見た瞬間は桜?とびっくりしました。
なんだかおめでたい感じがして幸せな気分になれました。
yuzzy様
こんにちは~!
そうなんですよ。大菩薩嶺の山頂はまったく眺望無しです。
ダンナ様は眺望の無い山頂にはまったく魅力を感じないので
富士山の眺望が素晴らしい手前の雷岩を山頂として満足したみたいです。
大菩薩嶺の山頂は展望が無いんですね~。
でも、途中からの富士山は綺麗に見えていますね。
本当、雪が桜のようです♪
寒くなりました
雪の花、サクラみたいですね
富士山と、とっても似合います